『次回 塗装を直す工事』
From:山川晃弘
今日は非常に面白い記事を見つけたので、
そのことについて語ろうと思う。
マーケティングと言うか、
ブランディングをするという意味で
非常に良くできた事例だと思う。
あなたは「新世紀 エヴァンゲリオン」という
アニメをご存じだろうか?
大災害「セカンドインパクト」後の世界を舞台に、
巨大な人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった
14歳の少年少女たちと、襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描いた物語。
(ウィキペディアの概要を参照)
現在、絶賛映画館で上映中の
「シン・ゴジラ」の脚本・編集・総監督である
庵野秀明監督の元、GAINAXの原作によるSFアニメ作品である。
一時期、アニメ業界で相当話題となり、
本作はアニメ以外にもコミックスや設定資料集、
グッズなどが幅広く展開されており、
果ては何本も映画化されるなど、
とにかく空前のブームを巻き起こした。
今でもその人気は衰えることなく、
海外でも大人気で非常に有名な作品となっている。
内容を話し出してしまうと、
今日の記事が終わってしまうので割愛するが、
その次回予告の仕方も非常にシュールなものであった。
そして、それが今、
「工事 予告」や「次回 舗装を直す工事」といった
アニメの「エヴァンゲリオン」風のフォントで書かれた
工事看板がTwitterで話題となっている。
設置者は岩手県花巻市にある「たかしん興業」。
この工事業者が立てた看板は、
エヴァンゲリオンの次回予告に使われている
明朝体の文字とデザイン的な配列アイディアで
ただ工事であるというお知らせをしただけ。
ただ、それだけのものなのだが、
もの凄く斬新であるということで
話題沸騰になっている。
基本は黒背景に白文字(逆もあり)の明朝体で
絵やイラストも特にない
ただ文字が書かれた至ってシンプルなもの。
ちなみに、赤をベースとした
弐号機カラーになっている場所とかもあるとのこと。
しかも、例を挙げたものでお気づきかもしれないが、
工事状況が進むにつれて、
次回に何の工事をするのかを本当に予告している。
設置者曰く、中には作業工程によって、
「第何話」と話数が進むパターンもあるそうだ。
工事には関係ない一般からの問い合わせもあり、
「1話から4話まで看板を見たんですが、
5話はどのあたりに置きますか?」といったこともあったらしい。
とにかくマーケッターの視点からすると、
アイディアが素晴らしいの一言。
著作権に触れるかと言うと、
使っているのは明朝体の文字だけで、
それをただ並べているだけ・・・触れるわけがない。
それでも、見た人のほとんど誰もが、
エヴァンゲリオンの予告風だと結びつけたのだ。
まさに斬新で効果的なアイディアである。
看板の役割は人に注目をしてもらい、
その内容の行動を起こしてもらうこと。
今回は工事のお知らせなので、
直接的な利益になるような内容ではないが、
それでも認知度を広めるには十分で、
宣伝効果としてなら文句のつけようがない内容だ。
人々の中に工事業者といったら、
「たかしん興業」と思ってもらえる状態を作り出したのだ。
まさに異業種からのアイディアを
そのまま自分の業界に取り入れた
マーケティングの成功例といえる。
自分もこのような視点からアイディアを
閃かなければいけないな、と
そんなことを思い出させてもらえる興味深いニュースだった。
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プロセレクション出版
【結果に責任を持つスペシャリスト】
パートナーシップアドバイザー
セールスコピーライター
山川晃弘
今日は非常に面白い記事を見つけたので、
そのことについて語ろうと思う。
マーケティングと言うか、
ブランディングをするという意味で
非常に良くできた事例だと思う。
あなたは「新世紀 エヴァンゲリオン」という
アニメをご存じだろうか?
大災害「セカンドインパクト」後の世界を舞台に、
巨大な人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった
14歳の少年少女たちと、襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描いた物語。
(ウィキペディアの概要を参照)
現在、絶賛映画館で上映中の
「シン・ゴジラ」の脚本・編集・総監督である
庵野秀明監督の元、GAINAXの原作によるSFアニメ作品である。
一時期、アニメ業界で相当話題となり、
本作はアニメ以外にもコミックスや設定資料集、
グッズなどが幅広く展開されており、
果ては何本も映画化されるなど、
とにかく空前のブームを巻き起こした。
今でもその人気は衰えることなく、
海外でも大人気で非常に有名な作品となっている。
内容を話し出してしまうと、
今日の記事が終わってしまうので割愛するが、
その次回予告の仕方も非常にシュールなものであった。
そして、それが今、
「工事 予告」や「次回 舗装を直す工事」といった
アニメの「エヴァンゲリオン」風のフォントで書かれた
工事看板がTwitterで話題となっている。
設置者は岩手県花巻市にある「たかしん興業」。
この工事業者が立てた看板は、
エヴァンゲリオンの次回予告に使われている
明朝体の文字とデザイン的な配列アイディアで
ただ工事であるというお知らせをしただけ。
ただ、それだけのものなのだが、
もの凄く斬新であるということで
話題沸騰になっている。
基本は黒背景に白文字(逆もあり)の明朝体で
絵やイラストも特にない
ただ文字が書かれた至ってシンプルなもの。
ちなみに、赤をベースとした
弐号機カラーになっている場所とかもあるとのこと。
しかも、例を挙げたものでお気づきかもしれないが、
工事状況が進むにつれて、
次回に何の工事をするのかを本当に予告している。
設置者曰く、中には作業工程によって、
「第何話」と話数が進むパターンもあるそうだ。
工事には関係ない一般からの問い合わせもあり、
「1話から4話まで看板を見たんですが、
5話はどのあたりに置きますか?」といったこともあったらしい。
とにかくマーケッターの視点からすると、
アイディアが素晴らしいの一言。
著作権に触れるかと言うと、
使っているのは明朝体の文字だけで、
それをただ並べているだけ・・・触れるわけがない。
それでも、見た人のほとんど誰もが、
エヴァンゲリオンの予告風だと結びつけたのだ。
まさに斬新で効果的なアイディアである。
看板の役割は人に注目をしてもらい、
その内容の行動を起こしてもらうこと。
今回は工事のお知らせなので、
直接的な利益になるような内容ではないが、
それでも認知度を広めるには十分で、
宣伝効果としてなら文句のつけようがない内容だ。
人々の中に工事業者といったら、
「たかしん興業」と思ってもらえる状態を作り出したのだ。
まさに異業種からのアイディアを
そのまま自分の業界に取り入れた
マーケティングの成功例といえる。
自分もこのような視点からアイディアを
閃かなければいけないな、と
そんなことを思い出させてもらえる興味深いニュースだった。
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